Jagged Alliance 3 ってどんなゲーム

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公式のジャンルはターン制タクティカルRPG
舞台は大統領が誘拐され、武装組織に支配された架空の国Grand Chien(グラン・シアン)。
プレイヤーはフリーの傭兵を雇い、部隊を組織して大統領の救出を目指す。
 
このサイトの趣旨は、日本語に対応しておらず、分かり辛い上に説明書のないこのゲームのチュートリアル的なもので新規プレイヤーの手助けをしたい、というものです。
攻略サイトではないですが、攻略的なことをやることもあるかもしれません。
記事内の情報は、ほぼゲーム内の説明文と筆者の経験則によるものなので、間違いがあるかもしれません。ご容赦ください。
 
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以下、ゲームの大まかな紹介。

 

ゲームはおおまかに3つのパートに分かれている。
1.傭兵のマネージメントやアイテムの整理、部隊の進行ルート決定などを行うSAT VIEWパート。
2.戦闘前後にマップ内を探索する探索パート。
3.戦闘を行うタクティカルパート。
 
類似ゲームにXCOMがあり、(特に今作の戦闘はリメイク版XCOMに似ている)日本のSRPGではタクティクス・オウガが近いのかも。(JAはターン制ですが)
 
リアル志向を謳っており、攻撃時の命中率は表示されなかったり、味方が死ぬとパニックに陥るキャラがいたり、嫌いなキャラが部隊にいれば報酬の上乗せを要求してくるキャラもいたりと、一筋縄ではいかない内容になっている。
 
登場する傭兵は(良い意味で)まともな人間が1人もおらず、一癖あるキャラばかり。
勿論、キャラクターが死ねば復活することはない。ファイアーエムブレムの様な感じ。
とはいえ基本的にいつでもセーブ/ロードが出来るし、難易度設定も豊富なので個人のプレイスタイルに合わせて遊べるようになっている。
 

戦闘はターン制で、キャラクターの行動力はAP(アクションポイント)制。

AP制とはキャラクターの持つAPの量だけ攻撃と移動ができるシステム。
移動にのみAPをつぎ込めば遠くまで移動できるし、移動せずにその場で2回以上攻撃するという選択肢を取ることもできる。
APの量はキャラクターのステータスや、部隊の士気、天候などによって変動する。
現代が舞台なので基本的には銃による戦いになるが、ナイフやパンチなどの格闘戦も可能。
 
RPG要素は過去作よりも大幅に強化されている。
大小のクエストが豊富に用意されており、選択肢による分岐も豊富。
どのエリアから侵攻していくか、傭兵を何人雇うのか、NPCを助けるのか無視するのか、そういった選択は全てプレイヤー次第。
キャラクターメイキングもレベルアップ時に任意取得できるPerkシステムのおかげで自由度が高くなっている。
 

前作であるJagged Alliance 2は1999年発売とかなり古く、プレイしづらい面もあったが、今作はかなりユーザーフレンドリーになっているのもポイント。

1と2をやっておくと、より楽しめるのは間違いないが、プレイのしやすさの観点から、新規で始める人にもオススメできる。
 
ゲームの魅力をまとめると
ゲーム進行の自由度(大統領救出というゴールはあるが、そこまでの道筋は一本道ではなく、自分の好きな様に進める。オープンワールドに近い自由度。)
 
地味なれどリアル感のある戦闘システム(銃で撃たれたら人は死ぬし、弾丸を華麗に避けるなんて滅多にない。当たらないのは避けたのではなく、相手が外しただけなんだ、というシビアな世界。)
 
個性的な傭兵の掛け合いが面白い(会話に割り込んで茶々を入れたり、町を探索していたら傭兵同士で掛け合いを始めたりもする。変人しかいない。)
 
高めで達成感のある難易度(傭兵を維持するための資金管理、弾薬の管理、医療薬の管理などマネージメントをしながら、戦闘では不測の事態に対処していく。大変で、時には理不尽に感じる時もあるが、その分、達成感はひとしおというもの。)
 
プレイする度に違う展開がある(例えゲームオーバーになったとしても、培った知識は次に活かせるし、違う傭兵を雇ってみることもできる。会話の選択肢を変えてみることもできるし、違う傭兵がいれば、前にはなかった選択肢が出てくることもある。)
 
理解を深めていくことでプレイヤー自身の成長を感じられる(この手のゲームの面白さは、やはりこれではないかなと)